昭和48年03月01日 杉山ハナ百日祭



 あの髪を結うておられる、綺麗に結うておられるところを頂きました。かんざしをしておられるのはね、かんざしです。かんざしじゃないですよ、どんなに言うても。まぁ間に合わせに、ちょっと止めてあげるという、私は今日のこのお祭りの姿だと思うですよね。そして次にはね。今日お寿司のお供えしてある、あのお寿司のタガが、がたがたにぽっと下に落ちたとこを頂いた。
 これはねどう言う事だろうかと言うと、寿司と言う事は、寿を司るという。これはあの、特に経済のおかげと言った様なもののね、あのねこれではね、おかげの頂きようがない。どうしてもあの信心のタガを、しっかり締めないと。また御霊様もその事を、えらいやはり心配して下さっておると言う感じがするですね。あんたはね経済の上ににでも、本当に大きくする、立ち直らせていただくおかげを頂くためには。
 どうしても一つ信心のタガを、締め直させて貰うと言う様な訳で。それこそ水も漏らさぬ様なタガが入ると言う事が、御霊様のこれは、神様のまた願いでもあると思わせて頂いた。この何と言うかね、本当にあのこうして真心込めて、普通このほんならこれだけのお祭りをさせて頂くと言うのですから、普通から言うたら、まぁ人間的に言うたら、立派な事ですけれども。やはりあのこればどこまでも信心で頂くと、御霊様の髪はきれいに結い上げてござる。
 神と言う事は、信心段々結い上げていきよりなさるけども。肝心のとこは、かんざしを差しておられるのが、なんて言うかね、ちょっと見たらキセルかなんかのようなつば、かんざしにしてあるような感じのね、それをこうやって、まぁ感じの良い風に差しておられるけども、本当のかんざしじゃないと言う事。だからこれはちょっと間に合わせに、こう差してあると言った様な感じでした。そんな事を頂きました。